消シタリアンR


 非公開ソフト「消シタリアンR」でレジストリの掃除をしよう。

 なぜ非公開かというと、レジストリやiniファイルのキーを削除するソフトなのだが、実行前のバックアップ機能が無いし、指定したら即削除なのでキャンセルが効かないからである。プログラムのコーナーで公開しているソフトは他人様に使ってもらうことを前提に作っているが、これについてはかなり自分用のユーティリティなので、本当に必要な機能しかない。カッターを刃だけで使うようなものだ。売薬と医薬品の違いにも似ているかもしれない。
 非公開ソフトを利用・紹介するのは不可解かな? 将来公開ということにでもしておく方がよいかな?

 実施前のレジストリの内部状況は、次の通りだ。調査には拙作 Registr!p を使った。
System.dat
1. Using Rate (Unit:Byte)
whole : 1,591,579( 78.8) 400,136( 19.8) 27,645( 1.4)
2. Key Check-sum Check
Good : 12,213
Bad : 10
GhostKey: 0

User.dat
1. Using Rate (Unit:Byte)
whole : 94,991( 77.3) 20,027( 16.3) 7,894( 6.4)
2. Key Check-sum Check
Good : 469
Bad : 0
GhostKey: 0

 では削除して行こう。

 ソフトの登録情報(HLM\Software)にまだクイックビュアとバックアップの痕跡が残っているので消す。
 続いて、既にディスク上には無いのにパスが繋がっているソフトの名前を削除する。

 DOSアプリケーション実行時のパッチも不要だ。全部削除する。

 タイムゾーンの設定も日本在住・海外予定無しの私には不要なものが多い。東京以外の地域をリストアップするようになっているので(Tokyoは削除リストに載せない仕様)、リストからは全て削除だ。

 アンインストール情報には、インストールした覚えのないアプリ名、意味のないキーが沢山あったので、削除削除。

 実行時パッチも、それほど古いアプリを導入する予定もないし、大量にソフトをインストールする予定もないので、設定が無くても良い。全て削除。

 画面の設定データも殆ど不要。スタンダードはとりあえず残すとしてもそれ以外は消そう。

 通話カードとか、設定が必要な人はホントの一握りでは? 私も一握りの外の人間だ。削除。

 パッチデータは色々あるが全部削除。

 ファイルの新規作成には不思議な拡張子がいっぱいあったが、Win98SEはみんなこうか? bmp、lnk、txt以外の新規作成は全て削除。

 以上、バッサリと消してみた結果がコレだ。
System.dat
1. Using Rate (Unit:Byte)
whole : 1,534,906( 76.0) 457,330( 22.6) 27,124( 1.3)
2. Key Check-sum Check
Good : 11,665
Bad : 10
GhostKey: 0

User.dat
1. Using Rate (Unit:Byte)
whole : 73,046( 59.4) 25,616( 20.8) 24,250( 19.7)
2. Key Check-sum Check
Good : 445
Bad : 0
GhostKey: 0

 サイズ的には、気持ち減ったくらいで、ちょっとガッカリ。本当ならこれでRegCon掛ければ、もっとレジストリを整理できるので小さくできるはず。合わせて 550余りのレジストリキーは削除されているのだから。





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