遂にフラッシュディスク(もどき)をゲット


 自分としては未踏のステップに到達した。フラッシュディスクの入手である。
 とはいえ、本物のフラッシュディスクは高額なので、コンパクトフラッシュ(CF)+IDEアダプタという廉価な組み合わせで、今回は妥協することにした。

 CF-IDE変換アダプタには、アイアールキューブから発売されている「ICF-02」を使う。

 過去にも CF をフラッシュディスクに出来ないか調べたことがあり、確かに産業用では CF-IDE 変換アダプタを売っていた。しかし売価は不明な上、CF も大容量で 64MB の時代であり、候補から外していたのである。
 時代は経ち、デジカメの高解像度化により画像ファイルサイズが増大、伴って保存メディアも大容量化してきた。とはいえ、デジカメ自体の普及率が破壊的に増えているかと言えばそうでもなく、更に高解像度のデジカメを所有しているかと言えばそれほどでもなく、更にデジカメの使用頻度が高いかと言えばそうでもなく、更に高解像度での撮影枚数が多いかと言えばそんな人は希であろう。だが、希ではあっても、可能性も需要もゼロではないはずだ。だからこそ、商品が存在する。
 現在、一般に売られているコンパクトフラッシュの容量は、最大で1GB。ただし、受注生産とか海外取り寄せとか、手間も掛かるし、値も張る。手頃な大容量コンパクトフラッシュは、512MBタイプだ。国内外で販売されている。しかし、店や商品により価格の幅がありすぎ、3〜8万円と大きく値が開いている。自分としては CF をフラッシュディスク化するのはまだ試験段階であるから、安い方がよい。ということで、通販で安い CF を購入した。

 安いとはいえ、手元に届いてみれば有名どころ Transcend 社の製品であった。ただし、安い理由は Made in Taiwan だからかもしれないが。

 早速装着してみたい所だが、しばらく通常の HDD で今の環境を使ってみて、不具合や不足点を確認したいので、換装は少し先に延ばすことにする。
 なお、HDD を CF+IDE ディスクに交換すると、消費電力や発熱量が下がるのはよく知られているが、重量もわずかながら軽くなることも書いておこう。








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