
輝度リセット解消
Interlinkの使用に於ける問題点は幾つか有るが、大きな問題の1つが「輝度リセット」である。
電源断して次回起動したとき、ACとバッテリで電源を変えたときなど、前回の輝度を保持せず初期状態に戻ってしまうのである。
某巨大掲示板やとある方のサイトで大々的に問題視されてきたが、それがようやく修正されたので早速BIOSを更新してみた。
症状は直った。ま、それだけの話。と言ってしまえばそれまでなのだが。
さて、自分のマシンのスペック表を見ていて最近気付いたのだが、VRAMに16MBも割いているのは異常であろう。InterlinkのVRAMは「UMA(Unified Memory Architecture)」という仕様で、メインRAMから容量を割いてVRAMとしている。
基本的に、w800×h600×64K色で使っている限り、
800(dots)×600(dots)×2(Bytes/dot)=937.5(KB)
と、VRAMは1MBもあれば十分なのである。
多く見積もっても、内蔵表示の最大、w1024×h600×1.6M色で使うにしても
1024(dots)×600(dots)×4(Bytes/dot)=2.34(MB)
だけあればよいのだ。
昨今のビデオボードに見られる大量のメモリ搭載は、DirectXを使用した3Dバッファの為とか、ビデオボード本来の目的よりも拡張された所で必要とされるビデオメモリが多いことが理由だろうが、DirectXが効かない「師走」ではノーマルなVRAM使用量計算がそのまま当てはまる。
BIOS更新でBIOS設定を見直すためにBIOS画面に入ったついでに、使用VRAM容量も見直すことにした。あいにく中途な容量が選択できないため、4MBに設定することになった。
設定を記憶させ再起動しても問題なくWindows起動。そして使用可能なメインメモリのサイズが12MB増えた。
参考リンク:VRAM容量と色数の対応(e-words) http://e-words.jp/?p=r-vramandcolor