SSD向けもそうでないものも
先人の知恵を拝借して SSD 搭載PCに有効そうなものを実施してみる。
基本的な方針としては、SSD への書き込みを如何に減らすか、に尽きる。
●ドライブの自動デフラグを切る
Vista の場合。
デフラグツール立ち上げたら、ボリュームの選択→対象からSSD除外
もしくはスケジュール通りに実行するのを停める
XP以降に通じる設定。
システム idol 時に自動実行されるデフラグを停止
HLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OptimalLayout
DWORD:EnableAutoLayout を 0
システム起動時のデフラグも停止
HLM\SOFTWARE\Microsoft\Dfrg\BootOptimizeFunction
String:Enable を "N"
●ファイルアクセス日時の更新を停める
HLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem
DWORD:NtfsDisableLastAccessUpdate を 1
●カーネルを常に物理メモリに配置する
HLM\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management
DWORD:DisablePagingExecutive を 1
●CPUのL2キャッシュサイズを示すレジストリ値を変更する
SSD とは直接関係ないけれど、レスポンス向上には寄与するよ。
HLM\System\CurrentControlSet\Control\SessionManager\Memory Management
DWORD:SecondLevelDataCache を 3072 (0は256KB、SU9400はL2Cache 3MB=3072KB)
●プリフェッチを無効化する
HLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters
DWORD:EnablePrefetcher を 0
●不要なサービスの停止
SSDとは関係無いけど。
Alerter
Automatic Updates
ClipBook
Error Reporting Service
Indexing Service
●休止状態を無効化する
”休止状態”を使ってないので最初に無効化している。
通常のHDDマシンでもね。
コンパネの電源管理から。
●システム復元を無効化する
百害あって一利無しの機能。
いつも私が触るマシンでは必ず停めている。
マイコンピュータのプロパティから。
●TMP、TEMP、ブラウザキャッシュフォルダをSSD以外のドライブに移動
SSD オンリーマシンなので無理でやんす。
取り敢えず仕事での設定と同様に、D ドライブに逃がした。
●マイドキュメントフォルダをSSD以外のドライブに移動
ユーザーフォルダ以下をキャッシュ代わりに使うソフトってあるよね。
SSD 外に弾き出したいところだが…
●シンボリックリンクを使って、パスを変更しづらいフォルダの実体をHDDに逃がす
興味深いテクニックだと思う。
あとで使わせて頂こう。
●シャドウコピーのオフ
●ページングファイルを使用しなくする
これはどうなんだろうか。
大幅にディスクへの書き込みは減るけれど、OSの安定性に疑問が残るなあ。
後で再検討しよう。
●「ディスクの書込みキャッシュを有効にする」のチェックをはずす。
SSD は書き込みに時間を要するのだからむしろ有効な方が良いはず。
これを停めておいて、別にキャッシュアプリケーションをインストールするのには意味があるのかな。
キャッシングを停めるなら、デバイスマネージャーからディスクドライブノードのSSDに対応する型番を選び、ポリシータブで上記チェックを外す。
<参考にさせて頂いたリンク>
ほくろぐ: SSDのセットアップ&環境設定 in Vista
Toy Box | SSD環境のOS設定(WindowsXPの設定)
ITmedia PCUPdate:レジストリをカスタマイズして、PCの環境を復活させる
SSDだと何が速くなる? 2/2 | SSD徹底解剖 | DOS/V POWER REPORT
SSDを大切に使うために - EeePC 900シリーズ Wiki - livedoor Wiki(ウィキ)